全国地域リハビリテーション支援事業連絡協議会
地域を支えるリハビリテーション
HOME
組織概要
事業計画
トピックス
協議会役員
お問い合わせ
ようこそ全国地域リハビリテーション支援事業連絡協議会のホームページへ
ごあいさつ


この度、4月14日と16日の両日に発生しました熊本地震で犠牲になられました方々に心よりご冥福をお祈り申し上げます。また家屋の損壊やライフラインの途絶など被災され、避難生活を余儀なくされている皆様に心よりお見舞い申し上げます。
 今回の地震はマグニチュード6.5の前震と、マグニチュード7.3の本震が続けて発生するといった観測史上前例の無い災害でした。この地震により熊本県と大分県にまたがり甚大な被害を及ぼしました。地震の原因は活断層帯という過去の地殻運動の痕跡がずれたことにより起こったものです。
 地震発生直後より災害時派遣医療チーム(DMAT)をはじめとする多くの医療班が全国から駆けつけました。特筆すべきは発災直後より大規模災害リハビリテーション支援関連団体協議会(JRAT)が活動を開始し、1週間以内には被災地への支援に動き始めた事です。JRAT本部の呼びかけで全国のJRATチームが熊本入りし、被災地全域に活動を広げていきました。当協議会もJRAT構成団体の一つとして、JRAT活動本部の環境整備や支援チームの宿泊施設整備、連絡調整などの後方支援を行いました。
 地震発生の可能性としては多くが南海トラフによる巨大地震と、それに伴う大規模な津波を想定しており対策が急がれていました。しかし今回の活断層帯に起因する地震により、災害はいつどこで起こるか想定できない事が誰しも実感されたのではないでしょうか。
 当協議会は東日本大震災を契機に災害リハビリテーションについて議論を重ねてまいりました。またJRATの構成団体の一つとして活動にも取り組んでまいりました。2011年の痛ましい大災害を教訓にJRATによるコーディネーター育成が行われ、全国規模で多くのコーディネーターが誕生しました。発災早期に災害リハビリテーション支援が行われたのも、来るべき未知の災害への備えが功を奏したと考えております。
 しかし多くの課題も見えてきました。深刻な避難所不足により災害弱者と呼ばれる高齢者や障がいを持った方、妊産婦など、過酷な避難生活が浮き彫りとなりました。これらの方々をどのように支援していくか、またどのように関係団体と協力していくかが大きな問題です。
 また地域の要となる医療機関や施設の壊滅により、地域包括ケアシステムをどのように再構築するかは重い宿題として残されました。
 これらの課題に対して関係団体と協力しながら解決の糸口を見出していきたいと思っております。
会長 米満 弘之

全国地域リハビリテーション支援事業連絡協議会